千山窯

千山窯

砥部焼が磁土を原料とし始めてから約250年。その間、呉須(ごす)による染め付け、淡黄磁、錦絵、印判手など、様々な流行の時代を経て、ここ50年程は呉須を使った付け立てが主流となっています。

千山窯はその本流とも言うべき技法をメインとして、作陶に励んでいます。またそういった伝統的なものだけではなく、斬新な物作りが出来ればと思っています。スタッフ一同、品質の高い物を数多く作るべく、当たり前のことを当たり前にこなしてますが、作り手の精神が常にフラットという事も無く、ロウソクの灯火の如く揺らいだりもします。

当然、作品作りに影響するのですが、それも人間が作り出す温かみ・温もりと受け取って頂けると幸いです。 勿論、スタッフも職人として一生修業という世界に身を置く以上、常に技術や知識を高め、そして精神を鍛えていく所存です。今後とも千山窯を宜しくお願いします。

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