くらわんか碗は主に砥部焼や波佐見焼でよく作られていて、高下駄を履いたような高台が特徴的。
元々は江戸時代に「くらわんか船」という総菜などの飲食物を販売する、船上で使用されていたものです。くらわんか碗の名前の由来は「食らわんか」からきています。
茶碗小は女性用のご飯茶碗にちょうどいいサイズ感。さらっとした手触りのマットな質感が特徴です。
デザインはシンプルかつクラシックな「かすり」シリーズ。絵柄は「十字絣(かすり)」がモチーフにされています。十字かすりとは読んで字のごとく、十字模様の絣のことを指しますが十には完全、満ち足りたといった意味があり、大変縁起が良いとされています。
砥部町のお隣、松山市では「伊予かすり」と呼ばれる日本三大かすりの一つに数えられている絣が、盛んに生産されていました。洋服が定着した現代ではかつてのように作られてはいませんが、同じ愛媛の伝統工芸品である砥部焼としてやきものに馴染む形で絵柄が引き継がれ、地域の特色を取り入れたデザインとなっております。
一つひとつ手描きしているので模様の間隔やにじみ具合などそれぞれ微妙に異なり、単調になりがちなパターン模様であってもそれを感じさせないよう工夫されています。
直径 |
11cm |
高さ |
6.3cm |
重さ |
170g |
容量 |
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材質 |
磁器 |
対応可 |
電子レンジ/食洗機 |
※手作りのため、サイズ、模様、色合い、雰囲気など一つひとつ異なりますので予めご了承ください